こんにちは、ゆとらぼ(@yutolab_fire)です!
今回は、不労所得でセミリタイアするには事業所得の入金力が必要不可欠、というテーマで解説していきます。
不労所得を得ながらストレスフリーな働き方で生活を送るセミリタイアに憧れを持つ人も多いですが、実際にいくらあればセミリタイアできるかって想像できますか?
セミリタイアにどの程度の金融資産が必要となるかは人それぞれですが、給与所得以外の事業所得を作っておかないと、早期のセミリタイアは難しくなってきます。
この記事を読むと、自分の理想とする人生から逆算していくらの事業所得を作ればよいか、という考え方がわかるようになります。
それではみていきましょう!
不労所得での生活には数千万円が必要
株式からの配当金などの完全な不労所得で生活するには、数千万円の金融資産が必要になります。
3,000万円を配当利回り3%で運用したら、年間90万円、月々7.5万円の配当金が得られます。
私はこれでも暮らしていけるのですが、家族がいる方はかなり厳しい額ですよね。
金額を上げて8,000万円の資金を配当利回り3%で運用した場合は、年間240万円、月々20万円の配当金がもらえます。
これなら何とか生活できる家庭も多くなるとは思いますが、8,000万円なんていう資金を会社員の給料だけで貯めようと思っても到底貯められる気がしません。
毎月5万円ずつ積み立てて利回り5%で運用したとすると、税引き後8,000万円を手元に残すには42年かかります。
18歳から働き始める人も60歳を超えているので、普通にリタイアです。
とはいえ、これからは人生100年時代に突入するので、40年後には60歳で経済的自由を獲得する人はセミリタイアと呼ばれる時代になっているかもしれませんが。
セミリタイアするための必要資金は人それぞれ
完全な不労所得で生活しようと思ったら8,000万円程度必要そうですが、セミリタイアに必要な資金は人それぞれケースバイケースです。
なぜなら、生活に必要な金額や、ストレスフリーな働き方でいくら収入があるかは人それぞれだからです。
セミリタイアは完全に仕事を辞めるわけではないけれども、ストレスから解放された働き方で生活を送ることを意味しています。
ストレスフリーな働き方で生活するのであれば、自分が働いていなくても収入が発生するような仕組みがあると非常に心強いです。
例えば、金融資産3,000万円から月々の配当金が7.5万円ある人を考えてみましょう。
この人が最低限生活できるレベルに必要な支出が10万円、少しゆとりのある生活レベルに必要な支出が20万円だとします。
最低限の生活には不足分の2.5万円を稼げばよいので、時給1,000円のアルバイトを4時間×6日程度働けば生活できます。
このくらいの労働を、セミリタイアと捉えられるでしょうか。
そんなに働きたくないという人もいれば、その程度の労働は許容できる人もいます。
また、最低限の生活レベルでは満足できず、少しゆとりある生活ができてこそセミリタイアの意味があるという人もいますよね。
不足分の12.5万円の収入を得るための労働量は、セミリタイア生活に許容できるレベルでしょうか。
このようにどんな生活を送りたいか、どの程度働くことを許容できるかはその人次第なので、自分が理想とするライフスタイルをしっかりと想定しておくことが大切です。
そこから必要な生活資金と許容できる労働収入、あれば嬉しい不労所得を逆算しておき、金融資産の目標額を決めましょう。
そして、その金融資産をいつまでに達成したいかを決めて、そのためには月々いくら貯める必要があるかシミュレーションしましょう。
積立のシミュレーションは、楽天証券の積立かんたんシミュレーションから計算できます。
セミリタイアには事業所得の入金力が必要不可欠
セミリタイアに必要な資金は人それぞれですが、大きな金融資産を短期間で貯めるには、給与所得以外の事業所得による入金力が必要不可欠となってきます。
資産運用しながら目標の金融資産を早く貯めるには、入金力を上げるか利回りを上げるかしかありません。
利回りを上げた資産運用はその分リスクも上がるため、万人にお勧めできる方法ではありません。
しかし、副業で月10万円を稼いで入金力を上げるのは、再現性が高く現実的な方法といえます。
月5万円を利回り5%で運用した場合は、3,000万円を貯めるのに28年半かかります。
副業で稼いだ10万円を追加で入金して、毎月15万円を5%で積み立てると14年半で3,000万円に到達します。
早く目標額を貯めてセミリタイアしたいのであれば、給与所得以外の収入源を持つことが必須となります。
理想の人生を思い描き、達成するためのライフプラン作ろう!
セミリタイアを達成するまでに必要なことをまとめると、
・理想の生活資金、労働収入、不労所得を逆算して金融資産の目標額を決める
・いつまでに達成したいかを決め、毎月必要な入金額をシミュレーションする
・目標入金額を稼ぐために、給与所得以外の事業所得を作る
となります。
理想とする人生は人それぞれです。
仕事が生きがいという人はセミリタイアをする必要はありませんし、一刻も早く達成して好きなことをしたいという人は大きな事業所得を作る必要があります。
自分がどういう人生を歩みたいのか、というライフプランを作っておくことが最重要で、そのために何ができるかを考えて行動しなければなりません。
自分の今の立ち位置と今後の方向性を確認するためにも、一度立ち止まって深く考えてみましょう。
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