電気代を節約するなら、まず電力会社を変えて安くお得に!

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節約で最初にやるべきことは固定費の見直し、とりわけ通信費・保険、そして光熱費を安くすることから取り組むことが鉄則です。
その理由は一回の設定の見直しをするだけで、安くなった分はその後自動的に節約することができるからです。

しかし、電気代を節約するときに多くの人が取り組むこと
・こまめに電気を消す
・エアコンの設定温度を調整する
・逐一コンセントを抜く
といったその都度意識的に行動しなければならないことから始めようとして、結果的に続かなくなってしまいます。

確かに大切なことなのですが、楽に節約をする上でまず取り組むべきは「電力会社を変えるということです。
電力会社を変えるといっても何も大変なことはなく、WEB上で申し込めば工事の必要もなくいつの間にか電気代が安くなっているという負担が少ない方法です。
私は楽天でんきに変えたことで、年間18,000円も節約することができました。
そんなウソのように簡単な節約方法をみていきましょう。

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電力自由化で好きなように電力会社を選べる!

電力自由化ということはニュースなどで耳にしたことはあるけど、実際にはどういうことかピンと来ていない人が多いようです。
電力自由化は2016年4月から始まり、電力小売が自由参入できるようになったことで、それまでの地域によって決められた電力会社以外の事業者と契約を結ぶことができるようになりました。
東京電力や関西電力、九州電力といった電力会社が発電と小売を独占していた状態から、小売事業だけは自由参入できるように法律が変わったのです。
家電で例えると、電力自由化以前はSONY製品はSONYの会社でしか買えなかったのに、自由化によってヤマダ電機やヨドバシカメラ、エディオンなど家電量販店に置かれるようになったため、個人が安いところを自分で探せるようになったというイメージです。
同じ製品が店によって価格が異なるように、同じ電力会社が発電した電気でも売る業者によって価格が変わってくるのです。
2019年12月10日現在では630もの事業者が電力小売事業に参入しています。

新電力へ乗り換えた世帯はわずか12.7%

経済産業省の調査によると2018年9月時点で新電力会社に乗り換えたのは全体の12.7%に留まっています。
電力自由化という言葉は浸透したものの、具体的な行動を起こさせるにはもう少し時間が必要のようです。
電気代が節約できるチャンスにもかかわらず、まだまだ二の足を踏んでいる世帯が多いというのは非常にもったいないことです。
現状はマイノリティな電力乗り換えですが、ここで先に変えることができれば電気代節約においてかなり上位層に入ることができますね。

おすすめの電力会社は地域や世帯人数で変わってくる

630もある事業者の中から1つに絞ることは大変です。
迷う方のためにも「おすすめの電力会社はここだ」と1社を提示したいのですが、九州の人が東京電力の電気を使えないように、住んでいる地域によって契約できる事業者が異なってきます。
電力自由化で参入した事業者の中でも、全国一律の料金で契約できる会社はありません。
また、同じ地域に住んでいても何人で暮らしており、どの程度の使用量かによってもおすすめの事業者が変わってきます。
そこで、まずは自分はどの会社が良いのかシミュレーションしてみることが良いと思います。
エネチェンジで簡単にシミュレーションができるので、ぜひお試しください。
シミュレーションには毎月の電気の検針票(請求書)を手元に置いておくと、現在契約しているプランがわかりスムーズです。
人によっては年間2万円以上お得になったという程節約パワーがありますが、電力をあまり使っていない人であれば場合によっては変えない方が安いこともあるので、注意が必要です。

具体的な乗り換えの手順は簡単

シミュレーションをして自分に合ったプランを見つけたら、実際に乗り換えていきましょう。
手元に用意するのはシミュレーションでも使った検針票のみです。
各会社の申込フォームで必要となるのが、
お客様番号
供給地点特定番号
現在契約中のプラン
現在契約中の契約容量
契約名義名
電気の供給先住所
など検針票に記載してある情報です。
必要事項を入力して申し込みを完了すると、現在契約中の電力会社には新契約会社が解約手続きをしてくれるので、個人で解約手続きは一切不要です。
3週間~1ヶ月程度で検針に来ますが、立ち会いなどは必要ありません。
検針後は新しい電力会社の価格で電気を使うことができるようになります。

「こんなに簡単に変えられるの!?」と驚くくらいあっさり変更ができます。
大変そうだと思って躊躇している方は、騙されたと思って申し込んでみるのが良いかと思います。

楽天経済圏の人は楽天でんきがおすすめ!

どの電力会社を選ぶかは人それぞれですが、楽天経済圏で生活している方にぜひおすすめしたいのは「楽天でんき」です。
楽天でんきの魅力は
・楽天ポイントで電気代の支払いができる
・SPU倍率が0.5%アップする

という点にあります。

楽天ポイントで電気代の支払いができる

楽天でんきの電気代は楽天ポイントで支払うことができます。
楽天経済圏の方であれば、電気代を全額ポイントで支払えるくらいポイントが貯まっている場合も多いかと思います。
私の場合はスマホを楽天モバイルにしているため、携帯代と電気代を全額ポイントで支払っています。
毎月の固定費の支払いに現金を使わないというのは、なんとも気持ちが良いものです。

SPU倍率が0.5%アップする

楽天でんきを契約していると、楽天市場で買い物をしたときのポイント還元率が0.5%アップします。
日々の生活用品などを楽天市場で完結させている人であれば、年間100万円~200万円は楽天市場に支出している人も珍しくありません。
ポイント還元率が0.5%アップすると年間5,000円~10,000円分のポイント還元が受けられるので、もらったポイントを楽天でんきの電気代で使用することで良いサイクルが作れます。

心が貧しくなる節約より前に電力会社乗り換えを

以上をまとめると
電力会社はWEBで簡単に乗り換えができる
電力会社乗り換えで年間2万円程度節約できる

となります。
電気をこまめに消したり、コンセントを抜くといったことは大切なことではあるのですが、苦労した割に成果が大きくありません。
家族と一緒に住んでいれば、同居者の電気の消し忘れにイライラしてしまうこともあるかもしれません。
節約するのに心が貧しくなるような努力を最初に取り組むのは推奨できません。
一回の作業で電気代を大きく安くすることができ、その後は自動で節約できる電力乗り換えをまずは試してみてください。

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