実は無駄遣い?消費、浪費、投資に分類して正しく貯金しよう

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貯金をするうえで最も基本的なことは「無駄遣いをしない」ことです。
収入に見合った範囲で必要なことにだけお金を使っていれば自然と貯金は増えていくのですが、多くの人は知らず知らずお金を浪費しています。
ギャンブルや酒、タバコなど明らかに無駄遣いなものだけでなく、必要以上に高給な生活用品や学びになっていない英会話スクール代、足が遠のいている月々のジム代など消費や投資のつもりで支出していたつもりが実は浪費していたというパターンが非常に多いのです。
お金を浪費しないためのコツは
支出を消費・浪費・投資に正しく分類する
浪費・消費を投資に変換する

この2点です。

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消費・浪費・投資の特徴

家計簿で毎月の収支を把握したら、支出を消費・浪費・投資に分類することが大切です。
消費・浪費・投資の分類は以下を基準にするとよいでしょう。

消費生活に必要性があるかつ生産性がない
浪費生活に必要性がないかつ生産性がない
投資必ずしも生活に必要性がないかつ生産性がある

消費

一般的に消費に分類される項目は生活必需品でありながら、生産性をさほど有していないものを指します。
例:食料品、光熱費、交通費、家賃、洋服代、通信費など

浪費

浪費に分類されるのは生活に必要でない上に生産性がないものを指します。
例:酒やタバコなどの嗜好品、ブランド品、高額な保険、セールで衝動買いした不用品などです。

投資

投資は生活に必ずしも必要ではないが、将来の生産性があるものへの支出を指します。
例:昇進のためのビジネススクール代や自己投資のための書籍代、時間を生み出す家電代などです。

消費・投資に分類したものが浪費になっていないか確認する

上記のように支出を消費・浪費・投資に分類したときに、消費や投資に分類した項目が実は浪費になっていないかをよく確認しましょう。

例えば、家賃は一般に消費項目ですが、一人暮らしなのに2LDKのアパートを借りていたら、部屋を持て余す可能性が高く浪費になりがちです。
また、生活に欠かせないスマホですが、適度にネットを使う程度の人であれば3大キャリアと格安simではサービスがほとんど変わらないのに価格は段違いです。

投資項目で考えても、社会人に推奨されているTOEICを受けるためにスクールに通うことは好ましく思われますが、仕事や生活に反映されないのであればお金も時間も浪費しています。
自己投資のために話題のビジネス書籍を購入しても、読んで実行しなければ意味がありません。

今一度冷静に無駄遣いをしていないかよく確認してみましょう。

浪費・消費を投資に変換する

支出を消費・浪費・投資に正しく分類したうえで、次にやるべきことは浪費・消費を投資に変換するということです。


例えば、一般的には浪費とされているお酒でも、お酒に関するブログを書いたり本を出版する、講演するとなれば紛れもなく投資です。
あるいは月に一回高級なレストランで食事をするということも浪費と考えられますが、見方を変えると、この食事により気持ちをリフレッシュして生活の質が向上するのであれば立派な投資となります。

また、生活家電を買うことは消費に分類されますが、お掃除ロボットのルンバや乾燥機付きドラム洗濯機を購入することで家事の負担が減り、時間が生み出せるのであれば投資ですよね。
毎日買う食材もジャンクなものを控えて野菜や魚を買うことで、健康的な体作りへの投資といえます。

自分自身が資産を生み出す最大の資本

以上をまとまると、
支出を
消費:生活に必要性があるかつ生産性がない
浪費:生活に必要性がないかつ生産性がない
投資:必ずしも生活に必要性がないかつ生産性がある
に分類する。

その上で、消費・浪費を投資に変換するです。
消費・浪費・投資に分類し、浪費を削っていけば確かに短期的にお金は貯まります。
しかし、だからといって食費を削り毎食100円のおにぎり生活としていても、健康を害したりモチベーションが低くなったりと、身体的にも精神的にもすり減っていきます。
忘れてはならないのは自分自身が資産を生み出す最大の資本だということです。
お金は人生の幸福度を高める一つの手段にすぎません。
お金を貯めながら最高の状態でいるためには何が必要か、立ち止まってよく考えてみる時間も投資になりますよ。

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