携帯料金を節約するなら違約金払ってでも格安SIMに変えて安くしよう!

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格安SIMという名前を知らない人はほとんどいないくらい浸透していますが、実際に格安SIMに乗り換えている人はまだまだ少ないのです。
MMD研究所が発表した「2019年9月格安SIMサービスの利用動向調査」によると、docomo、au、SoftBankの3大キャリアを利用している人が全体の78%に上り、格安SIMを利用している人はわずか18.9%でした。

画像引用 : メイン利用のMVNOシェア、2019年は13.2%、2014年は1.6% 5年で11.6ポイント増  MMD研究所

これだけ周知されているにもかかわらず格安SIM利用者が2割に満たない理由として、「よくわからないから」、「損することが怖いから」ということをよく耳にします。
しかし、2年縛りの解約違約金を払ってでも3大キャリアから格安SIMに移行するだけでほぼ確実に大きな節約をすることができます
今回の記事では格安SIMに移行するとどのくらい携帯料金が安くなるかを示し、移行時の懸念事項を払拭していきます。

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格安SIMに乗り換えると月々5,000円以上安くなる

MONEYzineによると2018年4月1日~2019年4月1日の期間においてZaim利用者の月々の平均料金は3大キャリアが12,300円、格安SIMが3,500円という調査結果が得られました。

画像引用: 大手キャリアの月額料金は平均12,300円、格安SIMユーザーは約3,549円で3.5倍の差

調査には家族の分を支払っている人も含まれますので、一概に一人当たり9,000円程度の差があるとはいえませんが、大手キャリアと格安SIMでは平均料金に3.5倍もの差があることがわかりました。
格安SIMの料金プランが2,000円前後ですので、3.5倍の大手キャリアは7,000円前後が相場といえます。
すなわち、大手キャリアから格安SIMに変えるだけで毎月5,000円の節約になり、年間では6万円もの差が生じます。
年間6万円もの追加料金を払ってでも大手キャリアのサービスでないと生活できない、という人はほとんどいないのではないのでしょうか。

格安SIMのデメリットは気にするほどのものではない

料金は格安SIMがその名の通り圧勝であることがわかりましたが、問題は乗り換えた時のデメリットです。
格安SIMに乗り換えたことでサービスの質が落ち損をすることが一番の懸念事項だと思います。
格安SIMのデメリットを見ていきながら、解決していきましょう。

通信速度が遅くなる

格安SIMにして被るデメリットで最も多くの人が不安に思うことが「通信速度が遅くなる」ことでしょう。
そもそも格安SIMの回線は大手キャリアの回線の一部を間借りすることで成り立っています。
例えば、格安SIM事業者のmineoはDプラン、Aプラン、Sプランがありますが、これらはそれぞれdocomo、au、SoftBankの回線の一部を利用したプランであり、mineo独自の回線は持っていないのです。
つまり、大手キャリア利用者の通信量が増える時間帯は格安SIMユーザーが利用できる通信量が少なくなるため、一人当たりの通信速度が遅くなるのです。
ユーザーの利用時間が多い12-13時や18-19時は通信速度が遅くなります。
しかし、普通にネットサーフィンをする程度であれば、ほとんど生活に支障のない通信速度の遅れなのです。

画像掲載: 【2019年12月】格安SIM人気12回線の通信速度を比較 速い/遅いMVNOは?

上記画像は価格.comマガジンによる東京駅周辺の12時台、18時台の通信速度の比較です(2019年12月3日実施 )。
サイトの情報を自分のスマホに反映させるときには下り平均速度、つまり上記の青いグラフを参考にします。
WEBサイトを閲覧するのに快適な速度は1Mbps動画の場合は低画質モードであれば1Mbpsでストレスなく視聴できるいわれているので、12時台ではやや1Mbpsに届かなかったキャリアもありますが、18時台であればほとんどの格安SIMがストレスなく利用できるレベルであることが上記のグラフからわかります。

通話料が定額でなくなる

格安SIMにすると大手キャリアの通話定額プランが利用できなくなります。
ここでお尋ねしたいのが、「電話番号を使った電話って頻繁にしますか?」ということです。
現在ではLINE電話やSkypeといった無料で通話できるサービスが数多く誕生しており、それらを使って通話することが浸透していますよね。
どうしても電話番号を利用した電話をしたいということであれば、格安SIMにかけ放題のオプションがあるので、利用してみてはいかがでしょうか。

キャリアのメールアドレスが使えなくなる

格安SIMにするとezweb.ne.jpやdocomo.ne.jpといった大手キャリアのメールアドレスは利用できなくなります。
しかし、メールアドレスならGmailやyahooメールで取得できますし、大手キャリアのアドレスでなければ困るほどのシーンはほとんどありませんよね。
サイトの会員情報にキャリアのメールアドレスを既に入力しているため、使えなくなると変更が面倒という状況は考えられます。
ただ、格安スマホにするだけで年間6万円分が節約できるとお伝えした通り、会員情報を変更するという労働だけで6万円以上の所得が生まれるのです。
年会費6万円を払って大手キャリアのメールアドレスを使い続ける程の魅力があるか、冷静に考えてみるとよいかもしれません。

解約時の違約金を払ってでも格安SIMにした方がお得

格安SIMがお得で、支障をきたすほどのデメリットがないと感じ、いざ格安SIMに乗り換えようとしたときに多くの人が躊躇する最大の要因は「解約違約金」の存在です。
大手キャリアでは契約から24カ月以内に解約すると違約金9,500円を請求されます。
しかし、たとえ24カ月以上経っていたとしても契約更新月を含む前後3カ月以外で解約すると同じように9,500円の違約金が発生する、という全く理解できない契約になっているのです。
さすがに行政も問題視したため、2019年10月1日以降の契約者は違約金の上限が1,000円となりましたが、2019年9月30日以前の契約者は変わらず9,500円の違約金が請求されます。
キャリア変更を足踏みさせる解約違約金ですが、結論としては違約金がかからない月が2カ月以内でなければすぐに解約した方が得です。
例えば違約金がかからない月が3カ月後だとすると、格安SIMに変えれば得になるはずの月々5,000円、3カ月で15,000円も余計に支払った上で9,500円の違約金を回避することになります。
ならば今すぐに解約して違約金9,500円を払ったとしても、3カ月で15,000円分節約できているため、5,500円もお得になるのです。
契約更新月がもっと先であればあるほど、すぐに格安SIMに変えたときの恩恵は大きくなります。
違約金という目先の損に惑わされず、格安SIMに乗り換えて得られる将来的な得をとりましょう。

残りの端末代金は借金してでも一括で返済しよう

解約違約金と同様に格安SIM乗り換えを億劫にさせるのが携帯の端末代金の残債です。
大手キャリアで新機種を購入して契約した場合、通信料と併せて端末代金が毎月請求されています。
端末代金はiPhoneやAndroidを買ったときに払うはずだった料金を、数年かけて毎月分割払いしているにすぎません。
一括で支払うから損した気分になるだけで、 後で払うか先に払うかの違いしかありません。
一部端末代をキャリアが負担してくれるサービスもあるのですが、それ以上に毎月の通信費が安くなるメリットの方が大きいです。
もしも一括で返済するお金を用意できないということであれば、親や友人から借りてでも格安SIMに乗り換えた方が得だと思います。
格安SIMに変えることで月々5,000円の節約ができるのであれば、5,000円ずつお金を返していけばよいのです。
最悪の場合は、金利15%の消費者金融から借りたとしても、端末代金を一括返済して格安SIMに乗り換える方が得になります。
消費者金融以上に、大手キャリアからぼったくりの料金を請求されていることを理解しておきましょう。

SIMロック解除はキャリア解約前に済ませてSIMフリーに!

格安SIMに乗り換えることがどれほどお得かを感じていただいた上で、いざ大手キャリアを解約といきたいのですが、その前にSIMロック解除を忘れずに済ませておきましょう。
SIMロックとは携帯端末に購入した携帯会社以外のSIMカードが使えないという制限がかかっている状態で、大手キャリアのSIMロックがかかっていては格安SIMを契約したとしても元の携帯端末を利用できません。
SIMロックを解除してもらうことで、使っていた端末はSIMフリーの状態となり、どの携帯会社のSIMカードも制限なく利用できることになります。
そこで、契約している携帯会社にSIMロックの解除を行ってもらうのですが、SIMロック解除が解約後の場合は手数料を取られる場合があるので要注意です。
私の場合はauからmineoに変更したのですが、au解約前にSIMロックを解除すれば無料だったのにも関わらず、au解約後にSIMロック解除申請をしたため、3,000円の手数料をとられました。
節約のために格安SIMに乗り換えるのに、余計な費用がかかるのは本末転倒です。
解約前にSIMロックの解除を忘れずに行いましょう。

今すぐ格安SIMに乗り換えよう!

以上をまとめると、
解約違約金や端末代金一括返済が発生したとしても格安SIMの乗り換えた方が大きく得
となります。
大手キャリアは独占禁止法に抵触するような価格の吊り上げで、私たちからぼったくり料金を取っていました。
格安SIM乗り換えというほんの少しの行動だけで年間6万円、4人家族なら年間24万円も節約できることになります。
それほど年収を上げようと思ったら大変なことですが、格安SIM乗り換えは簡単に貯金が増える素晴らしい手段なのです。
この記事を読んだらすぐに行動して、賢く節約していきましょう。

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