インデックス投資の売り時はいつ?投資信託の出口戦略を解説!

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実は投資において買い時よりも売り時を見極める方が難しかったりします
利益を最大化するためには買う前から何のために投資するのか、という投資の軸を作っておかなければなりません。
今回は買い時よりも難しいインデックス投資の売り時の解説をしていきます。

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インデックス投資は一生持ち続けるつもりで買う

結論として、インデックス投資をするのであれば途中で売らずに一生持ち続けるつもりで買い、お金が必要になったときに売るをおすすめします。
まず大前提として、当ブログではインデックス投資においてはS&P500に連動するファンドの長期保有を推奨しています。

そして、このインデックス投資は
・短期で大きく利益がでる投資手法ではない
・目先の生活資金を作る投資ではない
・借金をしてやるものではない
・時間を味方につけて利益を大きくしていく
という特徴を持っています。

詳細は以下を参照してみてください。

何のために投資をするのかという投資の軸を買う前にはっきりとさせ、その軸がぶれないように投資を続けていかなくてはなりません
自分のライフステージを考えながら、投資は短期なのか長期なのか、成長分の差益を期待するのか配当金を得たいのか、給与からの入金は今後もあるのかということを考えましょう。

その上で、S&P500のインデックス投資をするのであれば、持ち続ける程リターンは大きくなることが期待できるため、買うときは一生手放さないつもりでいるのがちょうどいいと思います。
インデックス投資は長い時間を味方につけて資産を築いていく投資手法なので、途中で売ることを前提として購入することはよろしくありません。

しかし、人生何があるかわからないため、急にお金が必要となるケースもあるかもしれません。
そもそもインデックス投資は生活を我慢するよな無理をして投資を続けるべきものではないので、苦しければ投資への入金をストップ、どうしても必要であれば投資信託を売って現金化するのが良いかと思います。

または、「60歳になったら少しずつ取り崩す」など、具体的な出口戦略が決まっているのであれば、その投資の軸に従って途中で売っていくことは大いにありだと思います。

未来の少しの豊かさのために今を困窮することは、人生を豊かにすることとはつながらないと私は思うからです。
人生の目的地を決めて、そのために今何が必要かを考えてみましょう。

出口戦略は定期売却を使おう

出口戦略として取り崩すことを決めているのであれば、定期売却サービスをおすすめします。

定期売却サービスとは、保有している投資信託に受取日と受け取り方法を設定することで毎月に売却代金を受け取ることができるサービスで、SBI証券や楽天証券などがサービスを展開しています。
定期売却の受け取り方法は主に定額売却、定口売却、定率売却、期間指定売却があります。

定額売却・・・指定した一定金額を売却
 
例:資産3,000万円のうち、毎月10万円ずつ売却する
定口売却・・・指定した一定口数を売却
 
例:資産3,000万口のうち、毎月10万口ずつ売却する
定率売却・・・指定した割合で売却
 
例:資産3,000万円のうち、毎月1%ずつ売却する(翌月は2,970万円の5%)
期間指定売却・・・指定した期間で均等に売却
 
例:資産3,000万円を25年で期間指定すると、毎月10万円ずつ売却する

業界唯一の楽天証券の定率売却がおすすめ

中でもおすすめは楽天証券が展開している定率売却サービスです。

2019年12月29日から楽天証券が定期売却サービスを開始しました。
定期売却サービスは他の証券会社でも行っているのですが、楽天証券では業界初となる定率売却サービスを実施しています。

定率売却は始めは大きな額を受け取り、資産取り崩しに従い徐々に受取額が減少していく点にあります。
また、定率売却のメリットは、運用中にリターンが落ち込んだ場合には売却する金額も少なくなるため、
資産が大きく減るリスクを避け、資産を保ったまま運用が継続できる点にあります。

例えば、60歳~75歳という退職してからの15年間は定率売却で運用しながら売却を進めていき、75歳以降は100歳までの25年間で期間指定売却をすると、受け取りながら運用ができ、老後資金の枯渇も心配いらないような計画ができます。
あくまで一例ですので、各自で最適な出口戦略を模索していきましょう。

最適な出口戦略を自分で考えよう!

以上をまとめると、
・インデックス投資は一生持ち続けるつもりで買う
・取り崩すつもりであれば、買う前に出口戦略を決める
・出口戦略には定期売却サービスがおすすめ

となります。

売るタイミングは買うときよりも難易度が高く、ここを間違えるとせっかく積み立ててきたことが無駄になりかねません。
急いで売却するとリターンが低くなるし、90歳まで持ち続けても使う機会が失われてしまいます。
多くの人は「一番若い今」使えるお金が重要になるので、ここの見極めは各自のライフプランに合わせて自分で考えていくしかありません。
人生の目的地をはっきりさせ、投資の軸を決めて、最適な人生設計を考えましょう。

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